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ヘアシミュレーション

MayaとVRayを使ってヘアのシミュレーションを行った。

 

VRay blond hair shader test01 from shuichi sakuma on Vimeo.

 

一般的に、黒髪よりもブロンドのような光が髪の毛を透過してさらに散乱するタイプの髪質は
レンダリングが難しいとされる。

今回はVRayのGIを二段階で使用しレンダリングを行った。
髪の本数は22244本。

ノイズのフリッカリングを抑えるためにキャッシュベースの手法を用いており
プライマリはイラディアンスマップ、セカンダリはライトキャッシュを使った。
純粋なGIよりもかなりノイズは減るが、まだフレーム間のフリッカリングは残るので要検証。

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VRayはキャッシュベースのGI計算の収束の速さが尋常ではない。
8コアのi7で1280 x 720の解像度のレンダリング時間は1フレーム約2分程度だった。

仕事用のパソコン

仕事用のパソコンが届く。

ツクモで購入した8コアCPUのマシン。
スペックは

Windows7 Professional
Corei7-5960X
Geforce GTX980
メモリ 32GB
ストレージ SSD 1TB

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以前のマシンは4コアのマシン(Corei7-4770K)だった。
早速、2台のマシンでレンダリングの速度を比較してみた。
レンダラーはVrayを使用、ライトはスカイライト1個のGI設定ありのシーン。
モンスターが持っているクッキーの反射率は全てランダムに変えている。
レンダリング解像度は1920×1080。

結果は
4770K    18分27秒
5960X    10分53秒

vraysample

さすがにレンダリング時間は1/2とまではいかなかったが、十分満足できる結果になった。
レンダリング中はハイパースレッディングで16スレッドフル稼働している。

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