Houdini Fur ダイナミクステスト

Vellumによるファーダイナミクスのテストを行った。
従来はWireSolverを使用していたので
VellumSolverに切り替えると体感的にも再生スピードが上がるのがわかる。

WireSolverの場合、従来のmass-springモデルのため
速い動きに対しては解が発散傾向にあり
ワイヤーの伸びはどうしても避けられなかった。

これに対して、Vellumの場合PBDモデルのため解は常に安定することになり
ワイヤーの伸び縮みを気にしなくてよくなる。
少なくとも体毛の揺れに関しては、WireSolverを使用することはなくなりそうだ。

今後はVellumのおかげで、キャラクターFXに関しても
Houdiniを使用することが増えてきそうだ。